もう11月になり、雪が降る地域ではそろそろ雪かきする日が迫ってきました。降雪地域に住んでいる方は分かると思いますが、雪かきは本当に大変なんですよね…。
自分の家の前だけ雪かきするだけで汗だくになりますし、人によっては腰に負担がかかって悪くなる人もいます。「寒い、辛い、終わらない」の三拍子です。
でもやらなければ車を出せないですし、朝からズボンの裾を濡らしながら出かけることになります。そこで、ちょっとしたコツで雪かきが楽になる方法をお伝えしていこうと思います！どうせやるなら、楽にやって早く終わらせましょう！
雪かきのコツと必要なポイントや注意点
雪かきはコツを掴むと、意外と楽にできるようになります。そのコツを掴むためのポイントは、主に姿勢と服装です。
姿勢
一心不乱に雪かきをしていると、姿勢に注意が向かなくなりがちですが、ご紹介する３つの中でも「姿勢」は一番大事なポイントとなります。まず、雪かきをする上では全身を使って、腰に負担がかからないようにすることが大切です。
特に、やってしまいがちな間違った雪のかき方は
・腰に力を入れて雪をかく
・特定の部位に極端な力を入れて雪をすくう（腰・腕など）
・雪を別の場所に集める際、腰を捻って投げる
といったことです。
雪かきに限らず、重いものを持つときは”腰”ではなく”膝”を使い、体全体で持つと思います。体全体を使うことで、負担が軽減・分散するからですね。体全体を使うのにもコツがあるのですが、それはスコップを持っている手の甲を上にすることです。
こうすることで、体全体を使いやすくなり余計に消耗しなくなります。なので、もし上記のようなやり方で雪かきをしてしまっているという人は、腰や腕だけですくおうとはせずに全身を使って、雪をすくう時は膝を使いましょう。
腰を何度も曲げたり、変に力を入れてしまうと怪我に繋がってしまいますのでお気を付けください。
服装
雪かきは服装も重要になってきます。というのも、雪かきはバスケやサッカーといった運動量が多めのスポーツと比べても、何ら遜色ないくらい運動になりますので、防寒だけだと対策が足りないのです。
では、どんな服装が良いのか。まず、上着・長靴・手袋は防寒というよりは防水のものがおすすめです。動けば身体がすぐに温かくなるので、防寒に優れた上着を着ると逆に暑くなります。長靴・手袋も濡れやすい所なので、こちらも防水のものを身に付けましょう。
次に、インナーは吸水性・速乾性が高いものを選びましょう。スポーツ並みの運動量ですから、当然汗もかいてきます。そんな時に、汗を吸収し乾きやすいものを着ていないと、汗が冷えて風邪を引いてしまいます。
ですので、インナーはなるべく汗で冷えないような対策を心がけましょう。また、インナーの中の背中にはあらかじめタオルを入れ、汗をかいてきたら抜くというのが防汗として良い方法です。
雪かきにお湯は使わない
「お湯をかければ雪が溶けてなくなる」と考えることがあると思いますが、少ししか溶けない上に残りの雪水がアイスバーン（路面凍結）に変わって、歩く際に危険になるのでちゃんとした道具を使って行いましょう。
悪天候では雪かきをしない
天気が悪い中で雪かきしている人を見かけますが、正直それはお勧めできません。視界が見えづらい中でやるので事故になりかねませんし、雪をかいてもまた積もってしまうので、無駄になってしまいます。なので、なるべく天気が良い時にする方が安全で効率的です。
服装は目立ちやすい色にする
悪天候では雪かきをしない方が良いとお伝えしましたがそうは言っても、快晴の時以外は雪かきをしない！というわけにもいかないので、多少天候が良くなくてもやらざるを得ない時はありますよね。
ですが、やはりそういった状況では視界が悪くなるので、車が人を認識しづらくなります。そういった理由から、服装は蛍光色のような目立つ色にする方が良いです。自分を守れるのは自分だけなので、雪かきをする際は十分にご注意ください。
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