前回に引き続き、パソコン作業の効率化ができるWindows10のショートカットキーについてです。
前回は基本的なショートカットキーで便利なものをピックアップしましたが、今回は上級編ということで知らない人も多いショートカットキーをご紹介していきたいと思います！
２つのウィンドウを分割表示する
パソコンで仕事したり、調べものをしたりする時に複数のウィンドウを開くことがあると思いますが、マウスを使って切り替えるのはかなり煩わしいですよね。
例えば、何かを参照しながら文書作成するときにマウスで何度もウィンドウを開くのも良いですが、それだと作業効率が悪いです。
そういった時に便利なのがウィンドウを二分割にする機能です。
ウィンドウを分割することで切り替えの動作を無くせますので非常に楽に作業できます。
先程の例で言うと、参照と文書作成を同時進行できるので作業効率が格段に上がります。
二つのウィンドウを開いて同時進行したいときには非常に便利な機能なので、是非使ってみてください。
～やり方～
使用するウィンドウを開いてから「Windows」＋「←」。その後、画面右に他のウィンドウが出てくるので同時に見たいウィンドウを選択。
※「Windows」＋「→」の場合、他のウィンドウは左に表示されます。
ウィンドウ・アプリを全て最小化にする
複数のウィンドウやアプリを開くことがあると思いますが、数が多くなるとどれがどれだか分からなくなるので「あれどこだっけ？」といったことがしばしば起こります。
そんな時には一度すべてのウィンドウを最小化すると整理しやすいですが、マウスで開いているウィンドウを全て最小化しようとするとかなり面倒なことになるのは容易に想像できますよね。
ショートカットキーなら１秒もかからずに最小化してデスクトップ画面に戻れますので、手っ取り早く最小化したいときには使いましょう。
～やり方～
「Windows」＋「M」
スクリーンショット
パソコン画面上のものを画像として保存したい時にはスクリーンショットをする人もいると思いますが、これもキーボード入力でできます。
～やり方～
「Windows」＋「PrintScreen」
※「Fn」キーが付いているキーボードの場合は「Fn」＋「Windows」＋「PrintScreen」
仮想デスクトップを新規作成する
通常、一つのPCにデスクトップは一つしかありませんが、仮想的に増やすことができます。
この仮想デスクトップは複数のアプリを一度に使用する時などに非常に便利な機能で、例えば一つ目のデスクトップで文書作成ソフトと資料用にし、二つ目のデスクトップで「Google Chrome」などのブラウザ用にするといったような使い方ができます。
別の作業をしたい時には最小化や最大化を繰り返してやるよりも仮想デスクトップを作成した方が簡単に切り替えられるのでオススメです。
また、この仮想デスクトップはシャットダウンや再起動をしても維持されるので、アプリ・ウィンドウなどでの作業状態を保ったままパソコンをシャットダウンしたり起動したい時にも便利です。
仮想デスクトップを削除さえしなければ次に起動する際に前回の作業の続きからやることが可能なので、仕事などをスムーズに行うことができます。
～やり方～
仮想デスクトップの新規作成：「Windows」＋「Ctrl」＋「D」
デスクトップの切り替え：「Windows」＋「Ctrl」＋「→」or「←」
仮想デスクトップの削除：「Windows」＋「Ctrl」＋「F4」
PCをロックする
セキュリティ面を考えてパソコンをロックすることがあると思いますが、これもショートカットキーで行うことが可能です。
パソコンから離れる際は画面ロックをすることで情報漏洩を防ぐことができるので、「今までロックしていなかった」という人もこれを機に覚えておくことをオススメいたします！
～やり方～
「Windows」＋「L」
※パスワードを設定しなければできないので、必ず先にパスワードを設定しておきましょう。
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