身近なコロウイルス対策として、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いが行われておりますが、今回のブログでは、自宅で行うアルコール消毒についてお伝えします。
※写真はイメージです。
1.アルコールの種類、使い方
アルコールを調合したものを消毒用エタノールと言い、濃度の違いにより無水エタノール、エタノール、消毒用エタノールに分けられます。
油性マジック、油汚れなどの汚れ落としが90%以上のアルコールが有効ですが、除菌が目的のアルコールは濃度が高いほど効果があるとはいえず、ウイルスの対策に適した70%~80%の濃度に調整されております。
濃度が高いものはウイルスに作用する前に蒸発してしまい、十分な効果が得られません。
一方、濃度が低い消毒用エタノールは蒸発に時間がかかるので、その分有効に作用します。
消毒する際、水分が残っているとアルコールと、水分が反応して十分な効果が得られませんので、注意して下さい。
肌に付くと水分が失われてしまいますので、肌の弱い方は保湿クリームを使いましょう
2.アルコール消毒の方法
ドアノブ、取手、手すり、椅子、テーブルなどの物の除菌には塩素系漂白剤が有効ですが、薄めて使わなければならず、拭き取る手間もかかってしまうという欠点があります。
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トイレでの感染対策としては、ウイルスが飛び散らないように、蓋を閉めてから流すようにしましょう。
トイレを消毒する際は、スプレー状になっているアルコール除菌剤が便利です。
手袋をした上で、拭き取る箇所にアルコールをスプレーし、ペーパータオル、トイレットペーパーで便座、洗浄のレバー、リモコンのスイッチ、ドアノブ等の身体が触れやすい箇所を中心に拭きます。
次にペーパータオルをワイパーに取り付けて床、壁、便器の外側を拭いて完了です。
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3.消毒用アルコールと次亜塩素酸漂白剤
除菌目的であれば塩素系漂白剤がコスト面で優れておりますが、においがきつい、適度な濃度に薄めなければならない欠点があります。
アルコールは手軽に使えて、においが少なく、皮脂の汚れを落とす効果が高いのですが、コスト面で割高、塩素系に比べた時の除菌力が低い、という特徴があります。
どちらも利点、欠点があり、また、素材を痛めてしまう可能性がありますので、目的、用途に合わせて使い分けるといいですよ。
家庭内では物の除菌に加えて、換気方法、回数も重要になってきますので、生活スタイルに合わせたウイルス対策を心がけましょう。
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