誰もがゴミ屋敷に悪いイメージを持っていると思います。
実際にどのような影響があるのでしょうか。
1 与える影響、街のイメージ悪化
「ゴミ屋敷なんて信じられない」というのが通常ですが、本人はこれを受け入れて日常生活を送っているのです。
共同住宅であれば、部屋とベランダまでしか及びませんが、一軒家の場合、家の周囲、更には、道路などの公共スペースにまで及びます。
そして、悪臭、街の美観・イメージの悪化、更に環境に与える影響については、二酸化炭素、ダイオキシンの発生による大気汚染、雨水を含み、漏れ出すことによる水質汚染、土壌汚染につながります。
このゴミによる汚染が人の健康を害するとは思えませんが、そうで無くても周辺に近づくことをためらってしまい、気持ち良く生活も出来ませんね。
通常、リサイクル出来るペットボトル、アルミ缶、食品トレーも可燃物もしくは不燃物となり、本人のゴミ、環境に対する意識が低いことから、結果的にその都度片付けた場合に比べて、ゴミの処分量が増えてしまうのです。
部屋内であれば自分の問題となりますが、外から見てわかる状態であれば、すでに、その段階ではもう手遅れで、本人ですらどうする事も出来ず、影響拡大していくのです。
ゴミ、環境に対する法律が数多く制定されているのにも関わらず、家の周囲にゴミが散乱となると、如何にモラルが低いのか良く分かりますね。
※写真はイメージです。
2 警察、行政、自治体の働きかけによる改善
ゴミ屋敷は民事の問題であり、直接取り締まる法律が無く、刑法に違反しない為、警察は積極的に関与出来ないのです。
可能性があるのは、器物破損、名誉毀損、道路交通法違反、不審物、廃棄物処理法違反である場合です。
しかし、その状態は、かなり進行しており、取り締まったとしても根本的な解決、改善にはつながらないのです。
その他の方法として、地方自治体への近隣住民による働きかけ、また行政を活用する方法があります。
行政の場合、近隣住民から話を聞き、ゴミ屋敷の背景をしっかりと調査、指導を行い、文書で戒告、効果が無ければ行政代執行となります。
その際の不服申し立ては裁判所に行わなければならないので、ここまでやれば改善に向かうのでは無いでしょうか。
※写真はイメージです。
当然、処分にかかった費用はゴミ屋敷の住人に請求し、税金による負担は抑えなければなりません。
本人の立場から考えると、周囲から見てゴミ屋敷と分かる場合、迷惑をかけている認識があり、かなり意図的、長期的と考えられますので、基本的に周囲の意見は無視します。
見通しとしては、ゴミに対して逆の行為に価値観を求めるような根本的な認識が変われば、問題が解決されるのでは無いでしょうか。
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