1 終活の必要性
お金、身の回りの整理等、やる事が沢山あるのに、精神面、身体面が弱ってからでは、金銭面の管理、部屋の片付けが進みませんので、早い段階から計画を立て、実行する必要があります。
無計画よりも、計画的に行った方がいいのは確かであり、かかる手続き、費用まで相続人と話し合っておくべきではないでしょうか。
早めに行うことで、家族にかける迷惑、不安、損失を減らし、その後の人生も充実して、楽しく過ごす事が出来るのです。
終活は60歳になってから考える人が多いのですが、思考、体力的に健康な40歳代、50歳代から考えておくべきなのです。
終活は被相続人が望む相続を行う為にも、必要な事です。
※写真はイメージです。
2 お部屋の整理
数十年かけて溜められた物が沢山あるかと思いますが、家族で部屋に残すものを厳選し、要らないものは処分し、お部屋と心の整理をしておく事が重要です。
洋服、小物、家具等、様々な物をフリマ、不用品の買取り業者を使って最小限にしておく。
物を大切にするのでは無く、今後の人生において、何が必要なのかを検討する。
思い切って処分してしまい、新たに買い直すのは、お部屋、頭の整理にもつながり良いかもしれません。
3 エンディングノートを書く
エンディングノートを書き、1年に1回等、定期的に見直しをする。
家族、自分に関すること、これまでの人生のイベント、生い立ち、家族構成、資産、保険、口座情報等をまとめておくこと。
今後の人生においてするべき事の優先順位をつけて、重要な事が明確になる事により、実行しやすくなります。
自分の葬儀、お墓についても、意思を文字に残す事により、本人の希望と実際の差による迷い、不安を抑えることが出来ます。
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4 相続資産の実態
生前に身の回りの世話をする特別縁故者にも回らず、相続人を遺言で指定していない等で、国庫入りした資産が2021年で647億円もあるのです。
国庫入りするのは、相続をしない、相続が出来ないという事ですが、その原因として、親族がいない、相続放棄をした、権利を失った、行方不明、相続人不存在があります。
国庫入りする資産の急激な上昇の原因は、身寄りのないひとり暮らし、不動産価格上昇が考えられますが、正しく相続されないのは、とても勿体なく思いますね。
また、資産を相続する際、エンディングノートは法的効力が無く、お願いとなりますので、出来れば遺言書を作成しておいた方がいいのです。
遺言書にも複数種類がありますが、公証役場で作成する公正証書遺言は公証人が遺言者から聞いた内容をまとめますので、信頼性が高く、その後の手続きの簡略化につながります。
何れにおいても、相続人の負担を減らすために、若いうちから意識を向けて、計画的に準備する事が必要ですね。
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