住宅は年数に関わらず、雨、風、地震、土壌等様々な影響を受けており、状態は次第に変化しておりますので、長持ちさせる為に、まず点検を行い、改善箇所に気づき、業者に依頼する等、早めのメンテナンスを行う必要があります。
今回のブログでは、点検、対策がされていないことにより、どのような影響が出るのかまとめてみました。
外壁のひび割れ、変色を見つけた時は水が中に入り込んでいる可能性がありますので要注意です。
また、外壁の継目に水の侵入を防ぐために使われているコーキング剤も、10年も経たないうちに劣化して、その隙間から水が侵入している可能性があります。
その際は、コーキングでひび割れを埋める、外壁全面の塗装を行う等の措置をしなければなりません。
家の周囲に草が沢山生えた状態になっていると、シロアリなどの害虫が住みついてしまい、家の中に入って、木質部分が食べられる可能性が非常に高くなります。
鉄骨、鉄筋コンクリート造りであっても、木質系の材料が使われておりますので、一気にシロアリによる被害を受けてしまいます。
また、家の周囲に砂を盛り上げたような白アリの通り道(蟻道)は半筒円状の中から、家の中に侵入している可能性がありますので、すぐに対応する必要があります。
家の周りがコンクリート打ちになっていればかなり被害が抑えられますが、土になっている時は、草取りを頻繁に行い、出来れば砕石を敷くなどの措置を行うことにより、その他の害虫の発生も併せて、抑えることが出来ます。
※写真はイメージです。
結露は内部と外部の温度差により発生しますので、出来る限り冬場に室温を上げ過ぎないようにする必要があります。
対応は難しいと思いますが、ガラスと同時に壁も結露しており、それにより、壁内部の湿度が上昇、カビやダニの発生につながってしまいます。
雨天の時に水が雨樋を通って流れているか、雨樋の中間部分であふれていないか確認する事で、砂、葉、ゴミによる詰まりが分かりますので、気づいた時にはすぐに掃除が必要です。
上水道による注意点は、壁、床の変色、腐敗がある場合は、水漏れしている可能性があります。
元栓とすべての蛇口を閉めてもメーターが回っている等、異変があれば早めに確認しましょう。
当社でどのような場面でも対応出来るとは言えませんが、対応可能な修理であれば補修を行い、更に専門的な技術が必要な場合は、その後の対応、対策のサポートを致しますので、いつでもご相談下さい。
小さなことでも気に掛け、気づく事が必要で、その為に必要最小限度の知識、気配りの習慣を身につけ、専門業者による定期的な点検を行う事により、住宅の耐用年数の向上につながると家の為にも、金銭面でも喜ばしいことに思います。
※写真はイメージです。
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