農業を本業、兼業としていると、使う道具が多く、収穫した農作物の処理も必要になってきますので、頻繁に整理、掃除をしなければなりません。
更に、土の付着、倉庫内の湿度の上昇により刃物等の金属部分にサビが発生、また農機具・農耕具の保管状況も悪くなってしまいます。
※写真はイメージです。
今回は、お客様が困難で時間を必要とする刃物のお手入れを中心に作業を行いました。
鍬、スコップはディスクグラインダーに砥石を固定し、刃をつけていきます。
鎌は砥石を手に持って荒研ぎから始め、かえりが出たら目の細かい砥石に交換して両面を仕上げていきます。
鉈は、刃先がボロボロになっておりましたので、卓上のグラインダーで刃をつけた後、包丁を研ぐように手で仕上げていきます。
いずれにおいても、十分に水に浸した砥石を使い、乾いた状態にならないように注意しました。
草刈機はチップソーとディスクグラインダーをジグに固定し、刃を回転させながら、グラインダーを前後するという地道な作業となります。
※写真はイメージです。
チェーンソーはかなり特殊になりますが、専用のジグを使い、一つ一つシャープナーで仕上げていきます。
草刈機、チェーンソー等の機具は分解してパーツクリーナーを使って掃除、消耗部品は交換という作業を行い当初の調子を取り戻しました。
研いだ直後の刃先は非常に錆びやすいので、油を塗って錆止めも行いました。
刃物は当初からついている角度を維持する事が必要で、農耕具により研ぎ方も様々となり、かなりの技術、時間を要する作業ですが、その点、当社スタッフは十分な技術と根気を持っており、手際よくこなしてしまいます。
刃先を鋭角にするという目的であれば、誰にでも出来てしまうのですが、細かい砥石で念入りに研ぐ事により切れ味を持続、また丁寧に正しく研ぐ事により、刃物の使用期間の長期化にもつながります。
今回の作業により作業効率の改善、農機具・農耕具の耐用年数のアップにつながり、お客様のお役に立てた事と思います。
また、特定の作業では無く、片付け・手入れをして欲しい、環境を良くしたいという大雑把な依頼内容であっても、こちら側で対応が出来る作業でしたら、一つ一つ改善する作業を責任もって行いますので、日頃の作業のやりにくさ、効率化を図りたい等のご希望がありましたら、当社にご相談下さい。
便利屋 ライフパートナーズ札幌
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