小さなお子様を持つお客様から、「住宅で子供が安全に過ごせる環境を作りたい。」と、ご相談がありました。
◆状況確認、提案
住宅はLDK仕様で開放的な間取りでしたが、その分、キッチンへの移動も簡単に行える為、至る所に危険が及ぶ状態になっておりました。
※写真はイメージです。
キッチンは、子どもにとって危険な場所であり、包丁や火、熱湯等の危険物や行為で事故につながる可能性があります。
キッチンで子どもが起こす事故の種類として、包丁やまな板での怪我、火傷、食器や鍋等の落下による怪我、薬や洗剤等の誤飲、コンロによる火事があります。
事故を防止する為の対策
・ベビーゲートや柵を設置して、キッチンに子どもが入れないようにする。
・包丁や火、熱湯等の危険物は、子どもの手が届かないようにする。
・包丁やまな板等の危険物を収納する引き出しや棚に、チャイルドロックを取り付ける。
次に、子供部屋に関しても幾つかの提案を行いました。
子供部屋の工夫
・家具は成長に合わせて、高さや幅が調節出来るものが便利。
・家具は角が丸いデザインのものを選ぶと、怪我の防止につながる。
・ジョイントマットやプレイマット等、適したマットを敷く。
ジョイントマットは、小さなパズルのような形状のマットを組み合わせて敷くタイプで、軽量で持ち運びやすく、汚れても丸洗い出来るのが魅力です。プレイマットは、1枚で大きな面積を覆うタイプのマットで、クッション性があり、転んでも怪我の防止になります。
子供部屋の素材は、成長に合わせて選ぶ事が大切であり、柔らかい素材や、角が丸い素材を選ぶと、怪我の防止につながります。また、汚したり破いたりしても、簡単に修理出来る素材を選ぶ事も重要です。
◆改善作業
今回の改善点は、キッチンへのゲートの設置、ジョイントマットを敷く、コーナークッションの取り付け、その他、子供にとって危険な物を整理する作業を行います。
キッチンに関しては、子供が入れないようにゲートを取り付けました。また、床付近に置いてあるものを全て片付け、プラスチックのケースに入れた後、扉付きの収納棚に入れました。洗剤の誤飲をしないよう、この点は万全にしておくべきですね。
壁に関しても、走り回ったときに、ぶつかり、怪我をしてしまう可能性のある角、柱、階段にコーナークッションを両面テープで取り付け、安全性を高めました。
ジョイントマットは床を雑巾でごみやほこりを拭き取って綺麗に掃除した後、スペースに合わせてカッターナイフでサイズを調整し、仮置きします。裏面にシールが付いておりましたので、シールを剥がして敷設し、隙間や段差が無いように調整を行い、作業完了となりました。
※写真はイメージです。
ジョイントマットは、定期的に掃除が必要となりますが、汚れが目立つ場合は中性洗剤を薄めた水で拭き取ると良いですね。
◆まとめ
お客様からは、「怪我の心配が減り、居心地良く、安心して過ごせるようになりました。今後、更に改善したいと思います。」と、お喜び頂きました。
お子様にとって幼少期は大切な時期ですので、お客様ご自身でもいろいろな工夫を行い、健全に成長出来るように心掛けて欲しいものですね。
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