車は出退勤の際や遠出する時、緊急時(子供を病院に連れていく時など)の移動手段として非常に便利なので、普段の生活に欠かせないものとなっている人が多いと思います。
なので、車の故障はなるべく避けたいですよね。
とは言っても、”安全運転や交通ルール等を守っていれば、余程のことがない限り壊れることはないだろう”と僕らは思いがちですが、実はそうでもないのです。
確かに、車は頑丈なイメージがありますし、実際に壊れにくい設計の車は沢山あります。
頻繁に壊れてしまっては色々と問題が起きてしまいますからね。
しかし、車は細かな部品が組み合わさってできている歴とした精密機械ですので、故障しやすい箇所は意外と多いです。
突然故障してしまう場合も間々あります。
ということで今回は、車の故障しやすい場所と部品を交換する時期の目安などについてお伝えしていきたいと思います。
車の故障しやすい箇所とは?
それでは早速、主に故障しやすい箇所をご紹介していきます。
タイヤ
まず車で故障しやすい所と言えば、”タイヤ”です。
外に付いている部品の中でも特に傷付きやすい所と言っても過言ではないので、当たり前と言えば当たり前ですが、タイヤは故障しやすいです。
もちろん、タイヤの接地面に尖ったものなどが刺さってパンクが起こるといった故障もありますが、ある程度使っていると、タイヤがガタついてくることがあります。
正常なタイヤであれば、持ち上げながら揺らしてもタイヤ部分は微動だにしないのですが、ガタついてくると、手で揺らしただけでもあらゆる方向に揺れ動いてしまいます。
これを自身で確認するのは容易ではないので、車検やプロの方に点検してもらう必要があります。
タイヤがガタつく原因は、やはり走行距離が長い車やハブベアリング・ロアーアームなどの部品の劣化が考えられます。
ワイパー
ワイパーも劣化による故障がしやすい箇所です。
ワイパーはゴムでフロントガラスの汚れを拭き取りますが、使い続ければ当然劣化しますので、拭き取りが甘くなります。
劣化しているワイパーを放置してしまうと、先の部分が取れてワイパーブレードの金属部分でフロントガラスが傷付き、無駄な出費に繋がりますので、劣化していたら早めに交換しましょう。
オイル漏れ
エンジンオイルが漏れやすいのは、走行距離が長い車や古い車に多く見られます。
エンジンは、オイルパン・シリンダーブロック・シリンダーヘッド・タペットカバーという部位で構成されていて、それぞれの部位の接続部には金属やゴムでできた「ガスケット」という気密性・液密性を保たせるためのシール材が使われています。
このガスケットが劣化すると、気密性や液密性が低くなるのでオイル漏れが発生します。
“オイル漏れ”と言われると車から目に見えるほどオイルが漏れているのを想像すると思いますが、内部で滲んでいる場合もオイル漏れと言われます。
オイル漏れはエンジンオイルの他に、ブレーキオイル・ミッションオイル・パワステフルードなどでも起こり得るものですので、定期的な点検は非常に重要です。
ショックアブソーバー
ショックアブソーバーから異音がするというトラブルもよく起こります。
ショックアブソーバーというのは、スプリング(走行性能や乗り心地を左右する重要なパーツ)の余計な動作を抑制するものです。
日本語では「緩衝器」と訳されます。
ショックアブソーバーの近くにはゴム製のダストブーツ(ゴミをいれないためのもの)があるのですが、その回りに付けられているグリス(潤滑油)が減ると異音が発生することがあります。
ただ、異音というトラブルは色々なところで起こり得るので、プロでも原因を特定するのは難しいことがあります。
各部品の交換時期の目安
故障している場合はすぐにでも交換する必要がありますが、車の部品は消耗品なので、故障していなくても交換する方が基本的には良いです。
むしろ、故障する前に部品交換することでトラブルを回避できますので、そういった点でも安全です。
ここからは、先程の故障しやすい箇所の部品交換時期に加え、他の部品の交換時期の目安をお伝えしていきます。
タイヤ
タイヤ交換の主な目安としては、
・走行距離
・製造年週
があります。
タイヤの耐久度は走行距離4万キロメートルくらいと考えられていますので、3万5千キロメートルくらいからは交換を考えても良い時期だと思います。
次に製造年週ですが、タイヤには消費期限があり、製造年週がタイヤに刻まれているので、そこを見れば交換時期の目安になります。
製造年週は、三文字くらいのアルファベット以降にある4桁の数字で判断します。
「MQT2420」と表記されていたとしたら、2020年24週(6月)に製造されたということになります。
ワイパー
ワイパーの交換目安は大体1年です。
ワイパーはゴムであり、ゴムは紫外線に弱いので1年くらいで交換するのが良いです。
エンジンオイル
エンジンオイルの交換目安は、メーカーによって様々なのですが、ベストな状態の車を保つという意味での一つの目安は、走行距離5,000kmまたは6ヶ月に1回の頻度と言われています。
エンジンオイルが劣化しているにもかかわらず使い続けると、燃費の悪化やエンジンの寿命が縮まることに繋がりますので、定期的な点検とオイル交換をしましょう。
ショックアブソーバー
ショックアブソーバーは、走行距離約4万キロメートルが交換の目安とされています。
車の部品の交換費用は安く済む場合もある
車の部品交換となると、「数万~数十万はかかるのでは…」と考えると思いますが、意外と安く済む場合もあります。
例えば、一般的なワイパーの交換費用で言いますと、
・ワイパーゴムの部品
・工賃(2本分)
を合わせても2,000~3,000円くらいですし、
エアコンのガスを補充するだけなら大体4,000円程がほとんどです。
もちろん、各部品の劣化状態や分解整備の場所によって費用は変わってきますが、
故障を放置し続けてエンジンの載せ替えで百万近く支払うよりも定期的に点検・修理などを行って費用を抑えた方が
費用の無駄なく車を使い続けることができますので、ベストな状態で車を使い続けるために定期的に点検・修理をしていきましょう!
ご依頼はライフパートナーズ札幌まで!
車の調子が悪かったり、点検・修理が必要ということであれば、弊社でサポートさせて頂くことも可能ですので、是非お問い合わせください。
便利屋 ライフパートナーズ札幌
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