夫婦で暮らしていたり、同棲しているというご家庭では
家事についてどうするか話し合うことがあると思います。
昔は、”男性は働きに出て、家事は女性の役目だ”といったような風潮がありましたが、
今は女性でもバリバリ仕事をする人が沢山いますし、男性でも家事をする人はいますよね。
現代は、昔に比べると非常に柔軟で自由な考えになってきて良いと思いますが、それでも家事をする割合は、総合的には女性の方が多いです。
そこで、家事の役割分担をしようと考えることがあると思いますが、
「どうも分担が上手くいかない…」「コミュニケーションが足りなくて喧嘩が増えてしまう」
といったように、家事の負担をお互いで軽減するはずが、コミュニケーションのズレで互いに疲れ切ってしまうことがあります。
ということで今回は、家事分担をスムーズに、上手くやるためのコツをお伝えしていきたいと思います!
なぜ家事分担が上手くいかないのか?
なぜ、家事分担をするだけなのに上手くいかないのかと悩んでいるかと思いますが
そうなる原因が主に2つあると僕は思っています。
1.会話不足
「長年生活を共にしているのだから、会話が多くなくてもお互いの気持ちは分かっている」と思うかもしれませんが、どんなに身近にいる人で、その人をよく知っていたとしても
ちゃんと話し合うことをしなければ必ずそこにズレが生じます。
少し例え話をしてみようと思います。
ある夫婦がいたとして、AさんがBさんに「食器洗っておいて」とだけ言って頼み事をするとします。
(AさんとBさんの家事分担率は、A:B=9:1です。)
Bさんは言われた通り食器を洗いましたが、洗い終わった食器を見てAさんは怒りました。
Bさんの洗い方が雑だったために、油などの汚れが落ちきっていなかった上に洗い終わった食器が
いつもと違う場所に置かれていたからです。
結局、Aさんがもう一度食器を洗い直すことになり、二人は喧嘩をして仲が悪くなりました。
どうでしょうか?
Bさんの雑な洗い方は改善点が多いですし、今まで家事を任せっきりにしているのも良くなかったと思いますが、
家事をほとんどやってこなかったBさんに食器洗いを頼むには、Aさんは少々言葉足らずですよね。
この問題は正しく、会話不足から来ているものです。
2.平等性からくる不満
家事をなるべく平等に分担しようとしても、どこかで不満というのは出てくると思います。
男性は朝から夜まで仕事に出るので、帰ってきてから家事をするのはなかなか大変でしょう。
ですが、女性も毎日家事をして日々の献立も考えなければいけない人が多いでしょうし、育児をされている人ならそれ以上に大変ですよね。
こういった状況でしっかり平等に家事を分担しても
「毎日仕事をしてきているのに家事もやらせるのか!」
「私も毎日家事をして育児もしてるんだから、家事くらいやってよ!」
というような不満をぶつけ合ってしまい、家事分担が上手くいかないことはよくあることだと思います。
家事分担を上手くやるコツとは?
では、どうすれば上手いこと家事を分担することができるのか。
それには、3つのコツがあります。
1.役割分担を細分化する
家事を分担する際、多くの人は”食器洗いと洗濯はAの役”、”掃除と料理はBの役”といったような分け方をすると思います。
ですが、これだと先程の上手くいかない原因を改善できません。
掃除にも、床掃除・トイレ清掃・お風呂掃除など色々ありますし、料理に関しても色々ありますので床掃除はA、トイレ清掃はB、野菜を切るのはA、魚を捌くのはBと分けても良いわけです。
これはあくまで例ですが、つまり何が言いたいかというと、多くの人が行っている家事分担は大まかすぎるんです。
大まかすぎる所為で平等に分担したつもりが片方に負担がかかるような分け方をしてしまっている人が多いです。
なので、どんな家事をするにしても細かい段階に分けて行いましょう。
2.不満をぶつけるのではなく、感情を伝える
これは先程の原因で挙げた会話不足を改善することにも繋がります。
自分とは全く違う生活を送ってきた人と一緒に住めば、不満というのは必ず出てきます。
ですがそこで不満を相手にぶつけてしまうと、家事分担はおろか共に生活するのも嫌になってきてしまいます。
なので、何か不満があったときはその不満によって自分がどういう感情を抱いたのかを相手を傷つけないようにしっかり伝えましょう。
「いつも仕事で疲れてるとは思うんだけど、家事と育児で手一杯だから床掃除だけでも手伝ってくれると嬉しいな」といった感じで、相手の気持ちを汲み取りながら自分の感情を伝えれば、言い合いにならずスムーズにコミュニケーションが取れます。
もちろん、男性から女性に伝える時も同様です。
結局のところ、人間は伝えなければ伝わらないので何か言えていないことがあったり、不満が募っているときはしっかりと伝えていきましょう。
3.具体的に伝える
これも伝えることについてですが、
例えば、奥さんが旦那さんに家事を頼むときは、「ちょっと○○手伝って」と言うと思いますが、それだけ伝えて任せてしまう人がいます。
ですが、これだと先程の例に出した食器洗いの二の舞になってしまいます。
では、具体的にどう伝えれば良いのかと言いますと、
先程の食器洗いで具体的に伝えるのであれば、
「油ものの食器は汚れが落ちにくいから、なるべく入念にやってくれると嬉しいかな。洗い終わった食器はいつもあっちに置いてあるから、そこに置いてくれれば後で私が閉まうよ!」
くらい具体的に言ってあげれば、食器洗いの成功率はグーンと上がりますし、お互いの関係も良好になって非常に合理的です。
もちろん、伝え方は先程の要領で、相手を傷つけないように自分の感情を伝えましょう。
家事分担を上手くやる秘訣は「助け合い」
家事分担に限りませんが、やはり共に良い関係を築き生活する以上は助け合うことが大切です。
これは綺麗事ではなく、”相手のために何をしてあげられるか”ということをお互いが考えることができれば、家事分担で喧嘩になることはないと思いますし、言いたいことを言い合える関係にもなれるはずです。
そういったことを踏まえて、それでも家事分担が難しい場合は家事代行サービスを利用してみるのも良いと思います。
旦那さんが奥さんのために家事代行サービスを利用してあげれば、家事の負担が減り、お互いの関係も良好になって一石二鳥です。
ライフパートナーズ札幌では家事代行サービスなど行っております!
弊社では、家事代行サービスも行っておりますので、家事・育児が大変で自由な時間がないということなどがあれば遠慮なくお申し付けください。
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