2021年もいよいよ10月後半ということで、北海道は寒い冬の季節が近づいてきました。
外の気温が一桁台になることが徐々に多くなってきているので、暖房器具を出して使い始めている方も多いと思います。
冬は当たり前のように使っている暖房器具ですが、使い方に気を付けておかないと大惨事になる恐れがありますので、今回は普段忘れがちな暖房器具を使う際の注意点を中心にお伝えしていきたいと思います。
暖房器具の種類
暖房器具は、
・エアコン
・石油ストーブ
・ガスファンヒーター
・オイルファンヒーター
・電気ストーブ
・電気カーペット
・こたつ
など種類が多く、上記以外の暖房器具をお持ちのご家庭もあるので全てを網羅することはできませんが、今回は暖房器具の中でも使用している人が多い「石油ストーブ」と「電気ストーブ」についての注意点をお伝えしていきます。
電気ストーブの注意点
就寝時には必ず消す
石油ストーブや他の暖房器具にも言えることですが、寝る時は必ず消すことが何より大切です。
実は、ストーブによる火災発生件数は石油ストーブよりも電気ストーブの方が多いのです。
札幌ではなく東京消防庁のデータにはなってしまいますが、「平成28年中のストーブ火災の実態」は112件中85件が「電気ストーブ」なのです。
対して、石油ストーブは12件なので圧倒的に電気ストーブの方が多いです。
そして、電気ストーブによる火災の特徴の中には電気ストーブを点けたまま就寝してしまったことが挙げられています。
こういった事例は後期高齢者に多いものの誰にでも起こり得ることなので、就寝時には十分にご注意ください。
ヒーター部分を掃除する
電気ストーブのヒーター部分にゴミやホコリが付着しているとヒーターの熱によって付着物に引火し火災が起こることがありますので、使用する前にはゴミ等が付いていないか確認することを強くおすすめします。
特にこの時期は久しぶりに電気ストーブを点けるシーズンなので、長い期間閉まっておいている分ホコリを被っています。
一度掃除をするだけでも火災のリスクを減らせると思いますので、物置きから出した時にでもやっておきましょう。
洗濯物を乾かさない
石油ストーブなどと違って火が点いているわけではないので、洗濯物を乾かすのに石油ストーブほど注意しない方がいますが、やはり高温部分に近づけると引火する恐れがあるので洗濯物を乾燥させるのには使わない方が良いです。
石油ストーブの注意点
可燃物を近くに置かない
寒い日によくやってしまいがちなことですが、石油ストーブの近くに可燃物を置くのは危険なのでそういったものはなるべく離しましょう。
冬の北海道は氷点下の日が続くことが多いので布団を被りながら暖まったり、ストーブの前で書類作業をしたりすることが多いと思います。
個人的にはそうしてしまう気持ちがよく分かるのですが、可燃物を近くに置いている限り引火する可能性が非常に高いので、そういった物は石油ストーブから離すという意識を持って火事を未然に防ぎましょう。
就寝時には必ず消す
電気ストーブ同様、これに関してはほとんどの方が気を付けているとは思いますが、睡魔が急に来てうっかりストーブを付けたまま寝てしまった、なんていう経験があるかと思います。
これは火事の恐れがあるのはもちろんですが、乾燥する冬の時期にストーブを点けたまま寝ると喉がからからになり風邪を引いてしまうので、眠気が来たときにはその時に消してしまいましょう。
火を点けたまま給油しない
ストーブの給油をする際は、原則スイッチを切ってから行うことになっていますが、切っている間は寒いということで火を点けたまま給油して火災が起きた事例があります。
こういった事例のように、火を点けたまま給油することは非常に危険な行為なので必ず火を切ってから行ってください。
また、給油する際に誤って零してしまった時は完全に拭き取ってから点けるようにしましょう。
持ち越し灯油はしない
前のシーズンに購入して残ってしまった灯油を捨てずに保管し、次のシーズンに使う灯油を「持ち越し灯油」と言うのですが、これもおすすめしません。
確かに、もったいないからと残して次のシーズンに使い切りたくなりますが、しっかりとした保管方法でないと灯油が劣化しますので、不完全燃焼やストーブが故障する可能性があります。
石油ストーブの取扱説明書にも持ち越し灯油禁止の文言があることがほとんどなので、シーズンが変わったらその都度購入する方が安全です。
灯油が残ってしまった場合はガソリンスタンドに持っていけば引き取ってもらえるので、その点は問題ありません。
まとめ
普段、何気なく使用している暖房器具も危険な要素はありますので、そういった点を意識して安全に使用することが何より大切です。
先程の注意点はもちろん気を付けておきたい所ですが、ストーブの故障や不具合によっても最悪の場合は火災が発生する可能性がありますので、定期的な点検、必要な場合は修理をすることもリスクを減らすのに有効です。
冬は特に火事が多い季節なので、暖房器具の扱いには十分ご注意ください。
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