こんにちは。
ニュースや新聞などで、孤独死が取り上げられる機会も多くなりました。
今回は、孤独死した方の財産はどうなるのかについて書いていきたいと思います。
目次
1 そもそも「孤独死」とは?
2 孤独死した方の財産のゆくえ
3 孤独死への対策
4 まとめ
1 そもそも「孤独死」とは?
孤独死とは、誰にも看取られることがなく1人で亡くなってしまうことをいいます。
死因としてもっとも多いのは、突発的な発作が起こりやすい心筋梗塞など臓器の病気です。
また、貧困からくる孤独死や、精神的、金銭的ダメージから孤立してしまい、
時が経って亡くなる孤独死もあります。
さらに、日本は年々高齢化、地域とのつながりの過疎化が進んでいます。
一人暮らしの高齢者が多くなることで、孤独死が多くなっているのです。
ニッセイ基礎研究所のデータでは、自宅で亡くなったあと2日以上が経過したケースを
孤独死と定義した場合、2018年度は26,800人が孤独死している現状があります。
2 孤独死した方の財産のゆくえ
孤独死とひとくちに言っても、遺族が遠方にいる場合とそうでない場合があります。
2つに分けて見ていきます。
・遺族がいる場合
この場合、遺族に相続や財産分与が行われます。
相続が開始すれば、すぐに手続きをする必要があります。
相続をするかしないかで話は変わりますが、ここでは相続をすると仮定します。
この場合、孤独死した方の財産の情報を得ることが大切です。
遺産がどれほど遺されているのかや、借金があるのかないのかをチェックしましょう。
また、不動産の調査も行いましょう。
遺体がすぐに発見されることがなかった場合は、不動産が事故物件となる場合も考えられます。
総合的な評価から、相続するかどうかをすぐに決める判断力が求められます。
・遺族がいない場合
この場合、多くの財産は国庫、つまり国の財産になります。
相続人が立てられず、誰も財産を分与する人がいないためです。
3 孤独死への対策
・訪問サービス
日用品や食事の宅配サービスや訪問介護などです。
最近のコロナ禍で宅配サービスの需要も高まっています。
このようなサービスを頻繁に利用することで、体の異変に気づいてもらいやすくなります。
・連絡手段や見守り家電の利用
遠くに住むご家族に定期的に連絡を取ることができればベストです。
テレビ電話やチャットも有効ですね。
ただ、若い世代が忙しいことや生活スタイルの変化などでなかなか連絡しづらい場合もあります。
その場合は見守り家電を使うのが賢明です。
例えば、電気ポッド。
お湯を沸かすたびに遠方の家族にメールなどで連絡がいくような商品です。
日常生活を送っているだけで元気であるというお知らせがいくため、大変便利ですね。
・地域住民との関わり合い
可能であれば、町内会などのご近所さんと関わりを持つことも重要です。
地域のイベントに参加したり、外に出てご近所さんにあいさつしたりと、
一日誰とも会話しない日を作らないことが大切ですね。
・遺書を書いておく
ご自身が亡くなってしまったら財産がすべて国のものになるからです。
誰に遺産を相続させたいのかをあらかじめ書いておくことが重要ですね。
4 まとめ
孤独死は高齢者に限った問題ではありません。
一人で住む30代の方でも孤独死した報告もあります。
このため、若い方にも孤独死のリスクが考えられます。
孤独死をより身近な問題として、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。
若い世代の方は、大切な人が孤独死しないようこの機会に考えてみることが重要だと思います。
最後になりますが、遺品整理は、ライフパートナーズにお任せください。
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