みなさん、こんにちは。
今回は福祉整理について解説します。
1 福祉整理とは
福祉整理とは、主にご高齢の方や障害、ご病気をお持ちの方の部屋を掃除することです。
福祉整理の「福祉」の意味は、「社会福祉」や「介護福祉」などの「福祉」という意味ではありません。
そもそも「福」も「祉」も、漢字それ自体にしあわせという意味があります。
福祉整理の依頼者がしあわせに生きるため、不用品を整理するという意味合いが最も適切です。
ちなみに、亡くなった方のものを整理する遺品整理とは違う言葉です。
また、亡くなる前に不用品を整理する生前整理とも異なる言葉です。
2 福祉整理のメリットとは
① 転倒などの家庭内での事故を減らせる
依頼者の多くは、加齢や障害などで掃除が簡単にできない環境です。
そのため、部屋が散らかってしまう傾向にあります。
このため、床の上のものにつまづいて転倒するリスクは高いです。
福祉整理は、依頼者の転倒リスクを減らすことができるのです。
② 衛生的な空間を作り出せる
仮に事故が起きなかったとしても、お部屋が汚い状態ですと様々なリスクがあります。
たとえば布団ですが、長い間干していないとダニなどが発生します。
このダニによって、皮膚炎や感染症のリスクが高まります。
また、台所で発生した雑菌などが繁殖してしまうと、それが水道水に紛れることもあります。
こちらも感染症や腹痛などを引き起こしますので注意が必要です。
福祉整理はこれらのリスクを減らし、依頼者の衛生的な空間を作り出すことができます。
③ 離れて暮らす家族が安心できる
親御さんと離れて暮らす家族ならば、親のもとを定期的に訪れるのがベストです。
そうはいっても、遠方の家族も定期的に親元を訪れるのはなかなか大変なものです。
ものの整理には、時間や労力、費用もかかるからです。
そんな時には専門の業者に福祉整理を依頼するのは名案といえるでしょう。
3 福祉整理を依頼するタイミングとは
① 老人ホームに入居するとき
福祉整理を依頼する最も多い理由です。
一人暮らしをしていたご高齢の方が、老人ホームに入居するときに持ち込むものの数は制限されます。
この場合ですと、すでに遺言状を準備しているなど依頼者の状況によっては「生前整理」となります。
ただ、通常の場合は老人ホームに入るだけでは「生前整理」とはなりません。
そのため、このケースですと老人ホームに入居する際は、一般的には福祉整理をすることになります。
② 自宅で介護生活を送るとき
自宅での介護生活を送るときには、それなりの準備をしなくてはなりません。
例えば介護ベッドが必要な場合は、部屋にある程度の大きさが必要です。
そのため、ものを片付けてスペースを確保する必要があります。
また、部屋があまりに汚ければ、ヘルパーが家に入れない可能性もあります。
このため、福祉整理を行うことで、ヘルパーも気持ちよく介護ができるのです。
また、依頼者自身の自宅での介護生活も豊かになるでしょう。
4 まとめ
福祉整理とは、依頼者が快適な日々を取り戻すための作業です。
依頼者の安心安全な暮らしを守るため、福祉整理は重要です。
最後になりますが、福祉整理はライフパートナーズにお任せください。
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