においがどのような影響を与えるのでしょうか。
人体に対して有害性の有無、お部屋の内見や入居時においてにおいが残っているのか、お客様がにおいに対する感覚まで及びませんので、いつも気がかりです。
1 においの有害性
タバコの煙が壁紙に付着している場合、黄ばみだけでは無く、発がん性物質が作られ、長期に渡って揮発され続けることになり、有害性があると言えます。
しかし、これに関しては、壁と天井の壁紙を貼り変えれば、ほぼ解決出来そうです。
※写真はイメージです。
また、洗濯物に使う柔軟剤、洗剤や消臭除菌スプレーに香料が含まれていると、それだけで頭痛、吐き気、倦怠感などの健康被害を及ぼす事があります。
実際に香料には様々な化学物質が合成された物で、中には有害物質を含んでおり、人体に影響することもありますが、製品の購入時にそこまで調べることは出来ません。
エタノールについては体内で燃焼されて、二酸化炭素と水になるので、大量に使用するので無ければ、問題ありません。
塩素系漂白剤に含まれている次亜塩素酸ナトリウムは、濃度が高い状態で使用すると皮膚、粘膜を刺激して炎症を起こす可能性があります。
いずれにしても通常の使用料であれば問題ありませんが、においの強さが必要以上、違和感があると感じたら、人体に影響する可能性もありますので、抑えた方がいいかも知れません。
また、内装工事において使う建材の塗料、接着剤等に含まれている揮発性有機化合物はシックハウス症候群の原因となる事があります。
化合物にはホルムアルデヒドなど様々ありますが、新築、リフォーム直後が最大、その後は数ヶ月間かけて濃度が下がっていきますが、高温時は放散される量が多くなるので、特に夏場は定期的に換気をすると安心です。
2 測定方法、対策
臭気測定器を使うことにより、測定する方法があります。
成分濃度表示法は成分が特定されている化学物質を測定する方法です。
嗅覚測定法は人間の嗅覚により、快・不快を数値化する物ですが、においに対しては個人差が大きいので、完全に信頼出来るというものではありません。
においの成分が特定の化学物質であることが明らかな場合は、対策可能ですが、人がどのように感じるということについては、基準が無く、境界値が分かりにくいことから、感覚的な問題になっています。
クリーニングをする際、特殊な場面では数週間かけて測定器と様々な薬品、方法により、においを完全に除去し、少しでも安心して過ごせる環境を作れるように努力しております。
しかし、ご家庭においては、信頼出来る商品を購入して、必要以上の濃度、量で使用しない等、有害性を抑え、においで不快な気持ちにならないよう、気をつけることが必要と思います。
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