一人暮らしをされていた高齢者が病院でお亡くなりになった為、家族の方から「部屋を片付けて欲しい」と、依頼がありました。
・状況確認
住宅を確認すると、事前に整理されておらず、生活をしている状態がそのまま残っている状況です。今回のケースは事前に遺品整理について検討する期間がありましたので、話し合いながら整理を進めていれば良かったのですが、そうではありません。
本人がいないからと言って「遺族の一人が自身の考えで片付ける」という事が難しく、遺族全員の意見を尊重しながら整理をしなければならない所に、遺品整理の難しさがあるのではないでしょうか。
遺品整理は「遺品の量が多い」、「遺品の適切な処理方法が分からない」、「時間が作れない」等から専門業者に頼らざるを得ないケースが多くあるのです。
・整理作業
遺言書やエンディングノート等、処分に関する指示がされている場合がありますので、故人の意思を尊重する為、現地調査をしてすべての遺品の確認を行いました。
次に納得のいく形で整理を行う為、遺族の方とも相談し、遺品を形見分け、リサイクル、寄付、処分に分ける等、時間と労力が掛かりましたが、一つ一つ作業を進めました。
※写真はイメージです。
また、価値のある物に関しては、その場で買い取りを行い、遺族の方の負担を減らすよう考慮しながらの作業となりました。最後に部屋や物置等を清掃し、作業は完了となりました。
今回整理した遺品の量は、通常の一人暮らしの荷物量でしたので、スムーズに行う事が出来たのですが、遺族の方だけで行うと、精神的な負担もあり、自力で行うには困難な作業となってしまいます。
・事前の準備、注意点
故人の生前に住んでいた部屋や物置などの遺品の種類や量を把握し、計画を立てやすくしましょう。遺言書やエンディングノートに遺品の処分に関する指示が記載されている場合がありますので、故人が遺言書やエンディングノートを自宅、預金庫に残している場合は、必ず確認が必要です。
※写真はイメージです。
遺品整理には、古美術品や骨董品などの価値を判断したり、遺品の処分方法について適切なアドバイスを受けたりする為に、専門知識や技術が必要となる場合もありますので、遺族が自力で行うのが難しい場合は、専門業者に依頼する事で、遺志を尊重し、適切に遺品を整理する事が出来ます。
・まとめ
遺品整理は、故人を偲び、新たな生活をスタートさせる為に重要な作業ですので、遺族の負担を軽減する為にも、事前に検討する事も必要です。また、遺品整理を事前に準備しておく事で、遺族にとっても故人にとっても、肯定的な思考に変える事が出来て、その後の負担の軽減につながるのではないでしょうか。
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