~外国のごみ事情~ インド編

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~外国のごみ事情~ インド編

便利屋スタッフブログ

2022/05/26 ~外国のごみ事情~ インド編

 

こんにちは。

今回も世界のごみ事情について紹介します。

アジアの最後にご紹介する国は、インドです。

 

1 首都ニューデリーが抱えるごみ問題

 

インドの首都ニューデリーの近くには、ガジブール埋立地というごみ集積場があります。

ガジブール集積場には、高さ65m以上のごみ山があります。

65mという数字は2019年の計算ですので、現在はより高くなっている可能性もあります。

このごみ山には、タカなどの鳥や牛、ネズミなどが大量にいると報道されています。

 

ところで、インドといえばタージ・マハルが有名ですよね。

インドが誇る世界遺産のひとつです。

 

タージ・マハルの高さは73mです。

ガジブール埋立地のごみ山は、タージ・マハルの高さを超える勢いで、ごみが積み上がっています。

 

2 インドが抱えるごみ問題

 

インドには、リサイクルをする文化がまだあまり浸透していません。

インドの都市の道路沿いに、数百m単位でごみ山になっている地域もあるそうです。

日本でいう「ポイ捨て」が許されているような状態ですね。

 

インドでは、家庭から出る一般ごみの分別が近年まで行われてきませんでした。

2015年ごろになってからようやく、ごみの分別を義務付ける地域も増えたようです。

例えば、2013年にバンガロール市は、インド国内初のごみの分別を始めました。

紙やプラスチックなど所定のごみを、市の作業員が回収する仕組みです。

 

このような取り組みが進むことで、インドのごみ問題は少しずつ改善されてきています。

この記事では、以下はバンガロール市についてご紹介します。

 

3 バンガロール市が変化した理由

 

バンガロール市は、現在ではガベージシティ、英語でごみの町と言われています。

しかし、昔はガーデンシティと呼ばれていました。

インド有数の住みやすさを誇る、きれいな町でした。

ではなぜバンガロール市は、花園の町からごみの町へと変化してしまったのでしょうか?

その原因は、バンガロール市の急激な人口増加にありました。

 

国勢調査によれば、2001年にはバンガロール市の人口は、500万人を切っていました。

ところが、21世紀に入りバンガロール市は、インド有数の半導体の町として注目を集めました。

半導体とはいわゆるICチップのことです。

みなさんの定期券やスマートフォンにも使われていますよね。

半導体は需要が非常に高く、生産するのに莫大な費用と人員が必要です。

そのため、バンガロール市にインドの人口が集中しはじめたのです。

そして、2016年時点では人口1,150万人以上の町になり、人口は15年で倍以上になりました。

これにより、ごみの収集と人口増加のバランスが取れなくなりました。

こうして、バンガロール市はごみの町になってしまったわけです。

 

4 バンガロール市の取り組みと今後

 

人口が急拡大したバンガロール市では、以下のような取り組みを行っています。

 

① プラスチック製品の使用禁止

 

2016年から、バンガロール市はプラスチック製品の使用を禁止しました。

ストローやテイクアウト用の容器も、プラスチック製のものが消えたのです。

急な改革のため、一部業界では不満の声が上がっています。

ですが、市民のごみ意識が少しでも良い方向に変わったらいいですよね。

 

② 昔ながらのエコスタイルへ

 

25年ほど前までのインドでは、プラスチックに頼らない生活をしていました。

インドや東南アジアといえば、チャイ(お茶)が有名ですよね。

 

 

チャイのカップは、昔は素焼きのものを使用していました。

ですが、時代とともにプラスチック製へと置き換わっていきました。

プラスチック製カップは、前述の通りバンガロール市では禁止されました。

このため現在では、昔ながらの素焼きのカップが広く使われるようになったのです。

 

5 まとめ

 

いかがでしょうか。

インドはまだまだごみ問題に関して先進国とはいえません。

ただ、インドではプラスチック廃止の動きが加速しつつあります。

日本ではプラスチック製品はまだ多数使われていますよね。

不要なプラスチックを減らすための心がけは大切です。

また、不要なものを買わない習慣を身につけておくことも大事ですね。

そして、不要なものが溜まってきたら、処分する習慣も大事だと思います。

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最後になりますが、不用品回収はライフパートナーズにお任せください。

 

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