~外国のごみ事情~ スウェーデン編

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~外国のごみ事情~ スウェーデン編

便利屋スタッフブログ

2022/05/30 ~外国のごみ事情~ スウェーデン編

こんにちは。

ここまで6回にわたり、世界各国のごみ事情を紹介してきました。

今回で世界のごみ事情をご紹介するのは最後になります。

最後にご紹介する国は、スウェーデンです。

 

 

 

1 スウェーデンばごみを「輸入」している

 

結論から申し上げると、スウェーデンは外国からごみを輸入しています。

具体的には、ノルウェーやイギリスなどから年間約80万トンのごみを輸入しています。

80万トンはおおよそ札幌ドームの2分の1程度の量です。

ではなぜ、スウェーデンはこれほどの量のごみを海外から輸入しているのでしょうか?

 

スウェーデンで出たごみは、わずか1%しか処分場に埋め立てられていません。

残りの99%のうち、約半分はリサイクル、半分は焼却され電力源となっています。

スウェーデンはごみによる発電で家庭や企業の電力を供給しています。

スウェーデンは日本の1.2倍の面積があります。

ただ、人口はわずか1,000万人で日本の12分の1と非常に少ないです。

スウェーデンの人口がこれほど少ないため、電力を供給するためのごみが不足しています。

このため、外国からごみを輸入しているのです。

では、スウェーデンの電力供給はどのようになっているのでしょうか?

 

2 スウェーデンの電力供給

 

スウェーデンの電力供給の実に57%が、風力・太陽光・地熱・水力によるものです。

これらはすべて、再生可能エネルギーと呼ばれています。

再生可能エネルギーとは、火力発電や原子力発電などの枯渇性エネルギーを使わない発電方法です。

火力発電の原料は石炭、原子力発電の原料はウランです。

これらは使えばいずれ地球上から消えてしまうため、枯渇性エネルギーといわれています。

対して、再生可能エネルギーを使用すれば、半永久的に電力を供給することができます。

さらに、スウェーデン政府は2016年、このような発表をしました。

2040年までに、枯渇性エネルギーを使った発電を廃止する。」という発表です。

この発表ができるほど、スウェーデンはごみや発電方法への意識が高いと感じますよね。

 

 

3 スウェーデンのごみ事情

 

では、スウェーデンのごみ事情はどのようなものなのでしょうか。

スウェーデンでは、なんとごみを収集してもらうのにお金がかかります。

住んでいる地域によって価格は多少ずれがありますが、大体日本円で1年間に3万円程度です。

ただ、生ごみを自宅で肥料にすれば、価格は半分から3分の1まで減ります。

この「ごみを収集するのにお金がかかる」システムは、世界各国から見ても非常にレアケースです。

こうした取り組みは、非常にエコだといえますよね。

 

4 まとめ

 

いかがでしょうか。

スウェーデンでは他にも、壁に暖房を設置する「壁暖房」が採用されています。

もちろん壁暖房の材料も、ごみです。

 

こうしたスウェーデンの取り組みから見えてくるのは、ごみを減らすのはもちろん、

ごみを再利用する取り組みにも、重点を置いているということではないでしょうか。

日本ではまだまだごみのリサイクルは、スウェーデンほどまでは進んでいません。

それでも、いらない物を再利用したり、誰かに譲ったりすることはできますよね。

自分にとってはごみとなるものでも、誰かにとってはごみではないものも存在します。

お部屋の掃除をしていらなくなったものが出た際は、すぐに捨てるのではなく、

誰かにあげたり、リサイクルする心がけはとても大切だと思います。

 

ここまで、全7回にわたって世界のごみ事情をご紹介しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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