今はこういった時期で在宅勤務が増えているので、自宅のパソコンで仕事する人がかなり多くなっていると思いますが、皆さんは家の何処にパソコンを置いていますでしょうか？
実は、パソコンは置く場所を間違えると長持ちしない可能性があります。
パソコンは精密機械でデリケートな要素があるので、使い方はもちろん、設置場所には大いに気を配る必要があるのです。
置き場所が悪かっただけでパソコンが急に壊れてしまったらかなり凹みますし、特に在宅で仕事している人にとってパソコンは、極端に言ってしまえば生活していくための命綱のようなものなので壊れてしまうとまずいですよね。
ということで今回は、パソコンの最適な設置場所や気を付ける点などをお伝えしていきたいと思います！
PCの寿命が短くなり得る原因
風通しが悪い部屋
基本パソコンには発熱する部品（CPU、グラフィックボードなど）が搭載されているので、オーバーヒートしないように冷却装置として吸気・排気ファンが付いています。
発熱した部品によって内部の温度が上がるのを防ぐために、排気ファンで内部の熱を外に逃がしつつ吸気ファンで室内の冷たい空気を吸い上げるといった一連の流れを繰り返し行うことによって内部の温度を調節しています。
この室内の”冷たい空気”を吸い上げることがポイントで、風通しが悪い部屋や閉所にパソコンを置いてしまうと室内が冷たい空気にならないので、結果的にパソコンの内部温度が下がらず劣化に繋がってしまうのです。
パソコンの中には、吸気ファンと排気ファンのどちらかしか付いていない種類もありますが、基本的には風通しが良い所に置いた方が得策です。
直射日光
先程の発熱による劣化と似ていますが、直射日光が当たってしまう場合も劣化の原因になります。
直射日光の加熱によって内部部品が破損する可能性があるのはもちろんですが、外装部が変色・変形したりすることもあるので、必ず日に当たらない場所に置きましょう。
タバコの煙
タバコの煙が人間に害があるのは周知の事実ですが、実はパソコンにも良くありません。
理由としては、パソコンの内部が汚れてしまうからです。
パソコンには排気ファンと吸気ファンの両方が搭載されているものが多いので、タバコの煙を吸うことで内部部品にヤニ成分が付着します。
一回に付着するのは少量ですがヤニ成分は粘着性があるので、長期的にパソコンの近くでタバコの煙を発生させてしまうとホコリやゴミも内部に付着して、機能低下や故障の原因になります。
なので、パソコンの近くにタバコの煙が流れないように気を付けましょう。
PCケースにおすすめのアイテム
メタルラック
パソコンに悪影響のない設置場所があまりない人はメタルラックがおすすめです。
特に四方が開いているタイプのメタルラックであれば、通気性が良い上に床に直置きしなくて済むので冷却装置の妨げになりませんし、安定性もあるので安心して置くことができます。
ファンフィルター
吸気ファンが付いているパソコンは床に直置きしなければ内部に入るホコリやゴミを減らせますが、それでもホコリを吸ってしまうことはあります。
そこで便利なのがPCケースの吸気ファン用フィルターです。
フィルターを取り付けておけば、ケース内に入るホコリやゴミをだいぶ減らせますし、掃除が楽になるので一石二鳥です。
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