「住宅を新築する際、パントリーのスペースを作ったのですが、空間を有効に活用出来ていない状況です。購入した物だけで床が埋まってしまうので、収納のアイデアを提案して欲しい。」とご相談がありました。
※写真はイメージです。
・現状
確認すると買い物に行った時の食品が、高さの低いスチールラックに一時保管してあり、食品を置くスペースとしては清潔感が無く雑然としている状況になっておりました。
お客様の希望としては、米櫃、ビール瓶、セットで購入したペットボトル、一升瓶もスペースを有効に活用して綺麗に収納、また買い物をした食品の一時的な保管にも使いたいという事でした。
そこで提案したのがブラケットを棚柱に引っ掛け直すことにより、高さ調整が出来て、20kgまでの荷重にも耐える事が出来る可動棚です。
・可動棚の設置
棚柱を壁にネジで取り付け、ブラケットを引っ掛け直すというシンプルな構造でありながら、収納品に応じて自由自在に高さ調整が出来ますので、機能性は十分ですね。
作業は長さ1.8mの棚柱を取り付ける為、下地センサーを使って下地材の位置を探し、ねじを締め付け、棚柱を壁に取り付けます。
今回は収納品、小物を入れるプラスチックケースの高さを考慮しながら、お客様の希望に合わせて、ブラケットを取り付けて収納しました。
※写真はイメージです。
工夫したのは、棚板の側面、壁の隅にフック、パイプを取り付け、買い物袋、タオル、小物を引っ掛けられるようにした事です。
パントリーの間取りがキッチン、玄関共に近い設計になっておりますので、玄関を入って、パントリーで一部を収納、残りをキッチンの冷蔵庫に収納といった使い方も出来て、効率的に家事仕事が行えますね。
・まとめ
買い物へ行った時の常温保存の食品類はシステムキッチンの中では無く、パントリーに収納すると、確認、出し入れがしやすく、更に使いやすくなる事と思います。
このスペースはキッチンに比べて、北側に配置されており、温度が上がりにくいので、野菜、果物等、食品の保管に適しているかと思います。
夏場に部屋を締め切り、外出すると室内は40℃近くになってしまいますが、パントリーは日中と夜間、また夏と冬の温度差が緩やかになる事から、野菜、果物、漬物、洋酒、味噌、ワイン、チーズ等の保管庫としても有効に活用出来そうです。
今回は使いやすい空間作りについて相談、設計する事に時間を掛けましたが、お客様の提案を取り入れた事により、好みに応じて使いやすくアレンジ出来た事もお喜び頂けたかと思います。
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